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世界で7人の生物学者さんに会う

「今日、仕事お休みだけど来る〜?」ということで、画家のローズ家へ。


大学の近くなので、バスを乗り継ぎ50分くらい。
郊外の雰囲気です。オパオマ家はけっこう都会なのかもしれない。

乗り継ぎの時に “61”のバスに乗りたくて、出発しそうだったので、走って行ったら待ってくれていて嬉しかった。
英語で「これ61よね?」と運転手さんに聞いたら「ん?」ってなったので、ドイツの数字は、1と60って言い方なので、「アイオン(1)…」って言ってみたら、「アイオンゼクジッヒ(61)だよ〜」と通じて嬉しい。(そんなに言えてないけれど)

ローズは31歳の若さで15歳の娘さんがいて(友達のよう)、とっても楽しくギャーっとしゃべって、しばらくしてマキシーと大学帰りのエッサンもやってきて、おしゃべり♪


生物学者で今も大学で研究しているという、ローズの旦那さんのお父さん(ミヒャエル)が帰ってきたので、話を聞かせてもらう。

マスク着用。(エッサンもだけど、研究者はマスクが好き)
私とローズとマキシーは絵を描き、エッサンはミヒャエルの話に興味津々♪


いろいろな虫や、カメの骨なども正確にデッサンして、説明が書いてありました。
クオリティもすごい!!!!

ミヒャエルは、いろいろな地域を旅しつつそこに生息する生物を研究していて、ビーレフェルドの大学教授の職を得たから、この地に住み始めたらしい。彼はインターネットが無いアナログ時代の研究者だから、手書きや紙で研究の結果を整理していて彼の書斎を見せてもらったエッサンが大興奮。


パレットもアート。
ローズは自分に合う色を、いろんなブランドの絵の具から見つけ出して、色のサンプル表とか作っていて、すごいなぁと思いました。そういうことができたら、教える時に役立ちそうねと参考に。


マキシー(なぜかインスタ始めたて)がポートレートを描いてたから
「本人と一緒に撮って、インスタにアップしたら?」
と言ったら、「そだね!!」と。


マスク有りのポートレートは珍しい♪

83歳で未だ研究を続けているミヒャエルは、ほんとすごい人らしいです。
「僕がやってるのはモダンな研究じゃ無いから」と言っていた。
モダンな研究とそうじゃ無いのとあるんだなと思った。

あとエッサンが「若い研究者にアドバイスありますか?」と聞いたら
「どういう地位が得られるかとか、お金が稼げるか、とかより、自分がほんとにやりたいことに従った方がいいよ」
って言っていて、なるほど。

そんな感じで夜はふけていきました。
ドイツ語が分かったらもっと楽しめるなとも、またまた感じた夜。

 
■ Miki Fuseya ■

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