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サシャ 17歳!!


母姉がドイツから帰る時に、早めに着いた駅で電車が30分遅れると分かって、じゃあまあ本屋でも見てみるかと行ったら、小学生の頃から読んでる漫画家の田村由美の『ミステリと言うなかれ』のドイツ語バージョンが売っていて、おお〜✨ となる。


『日曜日、サシャの誕生日だけど、プレゼント何がいいかな〜』とエッサンが言ったので、『漫画がいいんじゃん』と提案。(サシャも漫画が好きだと前に話してたから。)いろんな漫画がちょっとずつ載っているおまけの本も何冊かくれたらしい。『おうちでバーベキューするよ〜』ということだったので、お家へ遊びに行く。
Am Sonntag sind wir mit dem Bus zu einer Familie gefahren. “日曜日にバスで友達の家に遊びに行った。” とドイツ語で言うとこうなります。(習ったから書きたかった。)


サシャのおじいちゃん(ローズの義理父、ヤコブの父)は、Dr. Michael von Tschirnhaus(ミヒャエル) 生物学者さんです。80代の彼は最近、自分のコレクションを全てオンライン上にアップロードできた!と安心しているらしい。人生かけての研究なんですね。

サシャ家に着いて、まず会ったミヒャエルにエッサンが彼の全仕事のデータベースアップロードをお祝いしてお花を渡すと、羽の故障で飛び立てなくなったから鳥籠に入れて見守ってる鳥をまず見せてくれて、そのあと彼が10代の頃に作ったという捕獲カゴを見せてくれた。


この鉄の足で、リスが登って来られないようにして、釘はヘビよけらしい。


このカゴの扉にロープが繋がっていて、窓からミヒャエルの部屋に繋がり、何か珍しい鳥がこのカゴに入ったら、シャッとロープを引いて捕獲して、生物チェックをするらしい。手作りらしい。

The Michael von Tschirnhaus Insect Collection
World Agromyzidae Online hit list

80代の今でも大学に行って研究して、ジャーナルを読んでるから、ほんと楽しいんだなぁ〜すごいねー


なんだかんだでバーベキューがはじまる。


裏向きになっちゃってるけど、バーベキュー用で焼く用に売られているらしい中に何か挟まってるパンが美味しかった。マッシュルームの丸焼きも美味しい。パプリカも。つくねみたいのはベジタリアンらしい。これも美味い。ベジタリアンソーセージとかスーパーに普通に売ってますのでドイツ。


ローズはチリ出身なので、第一言語がスペイン語でドイツ語もペラペラだけど、私たちは英語しか分からないので英語で会話します。分からん単語とかあっても会話がいつも盛り上がるから、会話とは言語だけの問題ではないな〜と実感しますよ。例えばお互いに日本語がしゃべれるからって話が盛り上がるかどうかは、また別の問題だもんね。


エッサンが日本土産にあげた “なごにゃん(名古屋名物なごやんの変化形)” が気に入ったってことだったので、漫画と一緒にあげる。似合う。


ブーメランをして運動♪ 木にひっかかりまくる。

家です。ピアノも雰囲気あるね。


最後にローズ手作りのティラミスをみんなで食べる。うまい〜✨


なんだかんだしゃべって、21時くらいに外に出たら日の入り。


12月にドイツを去る時は、16:00くらいから暗かったし一日中曇りだったから、なんだか不思議な気持ちになりますが、夏が来るのは嬉しい!!


バス停で、すごい大きなカタツムリを見つけた。

ドイツの暮らしにも慣れて来たんだけれど、なんとなくまだ落ち着かない感じもあります。でも森が近いし隣の子どもたちは庭で全力で遊んでいるので、東京に住むことと比べたら心は休まるかな。でも東京も楽しかったな〜♪でもずっとは苦しくなりそうだな、みたいな、そんな気持ちです。

 
■ Miki Fuseya ■

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