2022.12.20
難民とは?

今私たちが住んでいるオパオマ家の2Fに以前住んでいたマヤさんの誕生日を思い出したオパが、久しぶりにメールを送ってみると、
彼女より『最近ドルトムントにアートカフェをオープンしたよ』と返信がきたらしい。(マヤさんは写真家)
『マヤさんはイラン人だから、エッサンはペルシャ語で話すことができるし、ミキの展示も将来できるから、これはプロヴィデンスだ♪ ミキ行ってきた方がいいよ!エッサンにはサプライズにしよう!!』
※プロヴィデンス(英: Providence)とはキリスト教における「すべては神の配慮によって起こっている」という概念。
オパがノリノリで、Cafe Anar の情報を教えてくれて、土曜日にエッサンと行ってきました〜♪
ビーレフェルトからドルトムントは、電車で1時間ほど、Cafe Anar まではもうちょっとかかりそうだったので、朝食を食べようと、朝8時くらいに家を出る。
今回は1日乗り放題チケット。ドルトムントに着いてからのバスなんかも乗れるので便利です。
基本的に改札はないので、なんだか適当な感じで楽だと感じます。
バスではほとんどチケットチェックされないので、無賃乗車できちゃいそうだけどなとも思うけど、学生の公共交通機関は州内無料なんですよね。お金のない学生は払わなくていいよっていうシステムは、結局みんなにとってめっちゃいいような気がします。
乗り換えの駅 Hammで、次にくる電車とかの表示がされてなかったんだけど、そんなことあるのか!
無事に着きました〜♪
ホッと。
岐阜で昔、のんちゃんがやっていたトラベシアを思い出す。
マヤさんは、イランで本を出版したために政府に目をつけられて、トルコの国境を歩きで越えて、難民としてドイツに来たということで、その時のイメージが写真に。
5人姉妹で、両親と姉妹のうち2人はイランに、1人はオランダで、もう1人もドイツの他の街にいるっていうことで、オランダとドイツにいる姉妹は、キリスト教徒のために難民になったと。
そんなようなことはあるとは聞いたことあるような気はしますが、リアルに経験談として聞くと感慨がまた違います。日本でぼんやり幸せに過ごしたんだなぁ私、と思う。
マヤさんは7年前にドイツに来た時は、ドイツ語は全くわからなかったけど、大学で写真や映像を学ぶために1日12時間くらい勉強したりして、ドイツ語でのテストを受けて試験を通過したらしい。
そして『他のアーティストさんたちなどのつながりを作るためにもアートカフェをオープンした』
ということで、
『イランでは、写真のように塀の中に入れられている気分だったけど、ドイツではいろんな可能性が試せるから楽しい♪』って。
3人で並ぶと、私の顔の薄さが際立つなぁ。
店名の Anar = ザクロ で、ザクロはパラダイスからきているからという理由で店名にしたそうです。
エッサンは、コーヒーが冷めないようにソーサーで蓋をする。
冬の始まりの日に、みんなで集まって詩集をパっと適当に開き、そこに書いてあることを読むっていう冬の始まりパーティー文化があるらしい。
公園の中にあるカフェなので、夏には景色が違いそうです。
フセアート、来年の夏に展示しよう!ってことになったので、またどうなるか楽しみです♪
カフェをあとにして、ドルトムント市内のモールで買い物中に、日本インスパイヤーのニット帽を見つけて、なんかつられて買いそうになりましたが、国旗がついてると右翼の人っぽくなっちゃうな!と思ってやめました。危ない危ない。
ひとしきり買い物をして、外に出てクリスマスマーケットなどを見て回って、またモールに戻ってフードコートでインドカレーを。どこの国でもショッピングモールは便利や♪
ドルトムントの様子は動画にて
■ Miki Fuseya ■
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