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Peter Swanson

そしてミランダを殺す  ピーター・スワンソン

タイトルが気になり、表紙のデザインも素敵で、
本屋さんで立ち読みしたら、すぐ面白そうでした!

中の方も適当に開いて読んでみると、
またすぐ面白そう。

 

最近小説は読んでいなかったし、
面白いが難しくもある、小林康夫「絵画の冒険」を読み切りたいな
というところだったので、買わずに帰ろうかな
と思ったけど、買いました。
(それが人間)

 

最低でも3回の驚愕を保証!
という帯の言葉どおり、クールでスタイリッシュながら先が全然見通せない。
やめられず、読了。

そして小説の内容は全く覚えていないにもかかわらず、中学生のときにハマっていたシドニィ・シェルダンを思い出しました。

ドキドキして、読むのをやめられなかったっていうのが一緒かも。
面白かった理由は、登場人物の描写が秀逸なのかも。

 

シドニィ・シェルダンで覚えているのは、「頬骨の高い美人」という描写で、頬骨が高いことは美人なのか。。ということを知ったということくらい。

そして私はこの小説の登場人物のような、孤高でかっこいいけどちょっと壊れちゃっている人に興味があり、そういう人を日々描いているような気がしてきました。

 

いろいろ積もり積もって今に繋がっていきますね。

 

そしてももちろん

ピーター・スワンソンの
“時計仕掛けの恋人” も “ケイトが恐れるすべて”
も読んじゃいました。

前向きでハッピーっぽい終わりの”ケイト”も良いですが、”時計仕掛け”のずるずると悪い女に心奪われ続ける中年男の生き様も、じわじわきます。結局最後の謎解きしないのも、なんか余韻を残すようでいいし、新しい。

絵画の冒険はまだですが、ボチボチこちらも読み進めたいです。

 

そしてトップの絵の詳細はこちらでご覧いただけます↓

愛することによって失うものは何もない。